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リヒテル（スヴャトスラフ） ／ ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ,リヒテル（スヴャトスラフ） ／ ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ,Amazon.co.jp: シューマン:幻想曲 ベートーヴェン:ピアノ,911r4HwsbKL._UF350,350_QL50_.jpg,リヒテル（スヴャトスラフ） ／ ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ①ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ\r 第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』\r②シューマン：幻想曲 ハ長調 op.17\r\rスヴィヤトスラフ・リヒテル（ピアノ）\r録音：1961年\r\r巨匠リヒテルのアメリカ・デビューの翌年の録音です。ソ連（現・ロシア）から西欧、そしてアメリカに演奏旅行を行うようになり、やっとどの国でも演奏が聴けるようになった壮年期の名盤で、ベートーヴェンとシューマンの名作を緊密な構築力と劇的なダイナミズムを駆使して描ききっています。リヒテル壮年期の\"超\"名演です。2017年刊行の名曲名盤の選定で①②ともに第1位に選定されています。彼の演奏を語る上で欠かすことのできない１枚です。\r\r“リヒテルのテンペスト”は、大好きで何度も聴いてきました。終始息を潜めて聴かなければならないほどの高い緊張感に包まれた神秘的な演奏だと思います。今ではポリーニによるさらにスタイリッシュな録音も聴くこともでき、比較するとこちらは多少野暮ったく感じられてしまいますが、この録音の絶対的存在価値が下がることは永遠にあり得ません。\r\r一切の虚飾が取り除かれている静寂の中、まるで寄せては返す波や潮の満ち干のように、独特の強弱と緩急・緊張と緩和によって、ピアノの音の流れにうねりとゆらぎが練られていくリヒテルのテンペスト。その音楽は、不可侵の気配とでもいうような半端ではない緊張感に満ちていて、微塵の隙もない印象です。峻厳かつ細緻、神秘的で磁力的でもあるリヒテルの演奏は、エンジェリックな音色から激しい打鍵で地響くような音まで。滅多に巡り合えない無双の音世界を繰り広げています。好悪を超えて後世にまで及ぶ類の芸術の発露。畏敬の念を呼びおこす名演です。\r\r国内盤、帯無し、盤面傷無し　3\r\r＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き、10枚以上は全品150円引き